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博報堂生活総研[来月の消費予報・3月](消費意欲指数)(2017年02月24日)


2月の冷え込みから一転。
春を迎え、季節消費が高まる兆し


3月の消費意欲指数は46.9点で、前年同月比+1.0pt。過去最低値だった前月から+5.4ポイント上昇しました。


株式会社博報堂(本社・東京)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500名を対象に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を毎月実施。
その結果を「来月の消費予報」として発表しています。



3月のポイント


Point 1:女性を中心に、3月としては2年ぶりに季節消費が高まる気配


2015年以降、3月の消費意欲指数は前年割れが続いていましたが、2年ぶりに前年同月比がプラスとなりました(2014年4月の増税後初)。
消費意欲指数の理由(自由回答)を見ると、「春物衣料が欲しい」という声が前年の倍以上(16年3月32件→17年3月82件)となったほか、「旅行の予定がある」という人も増加しています(16年3月17件→17年3月31件)。
また、「特に買いたいもの・利用したいサービス」でも、「ファッション」「旅行」「外食」「食品」の4項目において、前年同月から20人以上増加しています。
季節の変わり目を迎え、消費を楽しもうとする気持ちが高まっている様子がうかがえます。
なお、消費意欲の高まりは女性層で顕著(前月比+7.4ポイント)で、前述の「春物衣料が欲しい」「旅行の予定がある」といった声は女性を中心にあがっています。
3月は女性を中心に、前月までのセーブ意識から解放される月となりそうです。


Point 2:ただし、増税前の「消費の山」といえるレベルには達していない


2013年、14年には、3月は50点を超える消費の山(12月~1月、3月、7~8月)のひとつでしたが、2015年、16年は2月の落ち込みからの回復はするものの、消費の山と言えるほどには高まりませんでした。
【増税前】2013年3月 50.3点(前月比+5.1ポイント)、2014年3月 53.8点(前月比+5.2ポイント)
【増税後】2015年3月 46.3点(前月比+2.0ポイント)、2016年3月 45.9点(前月比+2.6ポイント)、2017年3月 46.9点(前月比+5.4ポイント)
今年の前月からの上昇幅(+5.4ポイント)は増税前のレベルとなったものの、指数そのものは2016年を少し上回る程度にとどまっています。
今年は消費の山が、前年に引き続き年末年始のみとなるのか、7~8月にも山が訪れるのか、今後の動向を見守りたいところです。


■ 質問項目(質問文)


[消費意欲指数]
消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(3月)の消費意欲は何点くらいですか。(自由回答)
また、あなたがその点数をつけた理由をお答えください。(自由回答)
[特に買いたいモノ・利用したいサービス]
あなたが来月(3月)、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか。(単一回答:ある/ない)
特に買いたいモノ・利用したいサービスとは何ですか。(複数回答)


博報堂生活総研【来月の消費予報・3月】 pdf_ico_01.gif